Month: August 2019
インフルエンザワクチンは中学生や乳児には効かない?

インフルエンザワクチンが中学生や乳児には効果がないというニュースが取り上げられました。 現在はインフルエンザのために予防接種をする人は増えて来ており、学校でも会社でも老人が多く受診する病院でもその予防接種の効果を期待して医師が推奨することも少なくありません。 またこの予防接種を受けることにより、もしも感染した場合にも症状を軽く抑えることが出来るなど利点もあるのです。 そのために、予防接種を受けることが一般的にもなっていますね。 しかしながら中学生や乳児にはきかないというニュースがありました。 果たしてどうなのでしょうか?乳児というのは主に1歳未満を示しますが、免疫機能がまだ未熟であり、ワクチンの効果について意見が分かれる年代です。 ワクチンを接種しても効果が得られないという可能性もあるからです。 しかし、1歳未満でも家庭の事情で保育園に通って集団生活をしているという場合や、兄弟がいて学校からインフルエンザを自宅に持ち帰る可能性がある場合などは予防接種をしておくと感染リスクを下げることが出来るようになります。 つまり乳児であまり外に出ないような状況を確保できる、また親が気を付けることで感染を予防をできるという場合には、必ずしも打たなくてもよいのかもしれませんね。 中学生の場合はどうでしょうか?中学生というと免疫機能もしっかりしている年代です。 思春期に入ると、親ともかかわりも難しくなることもあります。 小学生くらいまでは親の言うとおり注射を受けたりすることもできたが、中学生になると、今度は反抗も出てきますし、部活などの学校生活も忙しく、インフルエンザの予防接種を受ける時間がないというのが本音なのではないでしょうか。 その結果、インフルエンザになる患者も一時的に多くなるのかもしれません。

2019年08月29日
インフルエンザの次世代ワクチンについて

2015年よりインフルエンザの次世代ワクチンとして、「不活化経鼻ワクチン」の実験的な接種がはじまりました。 不活化経鼻ワクチンの接種を行っている一部のクリニックで希望すれば、一般の方でも接種を受けることができます。 「不活化経鼻ワクチン」とは、鼻の中に直接ミスト状のワクチンを吹きつける新しいスタイルのワクチンです。 従来通りの注射によるインフルエンザワクチンは、血液中に抗体を作る手助けをしますが、不活化経鼻ワクチンには、インフルエンザウイルスが初期感染するのどや鼻の粘膜に直接抗体を誘導する働きがあります。 血液中の抗体はインフルエンザに感染した時に重症化を予防することはできますが、感染そのものを防ぐことは不可能でした。 この次世代ワクチンには、感染そのものを予防する効果があるとされています。 また従来型のワクチンは、その年に流行しそうな株を予想してワクチンを製造するため、株が一致しなかった場合に期待していた効果が得られないこともありました。 しかし鼻やのどに作られる抗体はウイルスを捕捉する能力が高く、予測不能な新型インフルエンザに対応できる能力が期待できるとされています。 ワクチン株の決定から製造までに半年程かかる従来型のワクチンより製造期間が短く済み、パンデミックと呼ばれる爆発的な流行に備えるワクチンとしても期待が寄せられています。 また次世代ワクチンのスプレータイプの接種スタイルは針を使わないので痛みがなく、注射が苦手な子供に負担をかけることなく接種が可能です。 ワクチン接種の安全性に関心が高い人が安心して予防接種が受けられるように治験をすすめて、平成31年までに本格的な実用化に向けて研究が進められています。

2019年08月11日