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インフルエンザに空気感染したらお酒で除菌はできない

インフルエンザウイルスは感染力が強いというのは、ご存知の方も多いでしょう。 特に空気感染や飛沫感染で罹ることが多いので、周囲にインフルエンザの人がいる場合や、学校や会社、あるいは人混みなどの人数の多い場所では、感染する率はきわめて高くなります。 ですから帰宅したら必ずうがいをして手を洗う、抵抗力が落ちないように、きちんと食事をして規則正しい生活を送るといったことも大事になって来ます。 また、予防接種も受けておくようにしましょう。 ただしインフルエンザには様々なタイプがあるため、接種用のワクチンが、必ずしもその年流行のタイプに対応していないこともあります。 そのような場合は、タミフルのような薬をあらかじめもらって服用しておくと、かなりの確率で感染を予防することができます。 もちろんこの場合も、医師や薬剤師の指示に従って服用し、自分で勝手に分量や飲む時間を変えたりしてないようにしてください。 また、病気と診断される前に処方してもらうわけですから、保険が適用されません。 そのため実費負担となる点に注意しておいてください。 また、中には感染しても、お酒を飲んでアルコールで除菌すればいい、と考えている人もいるかもしれません。 しかし残念ながら、お酒ではインフルエンザのウイルスを退治することはできません。 むしろお酒を飲んで夜遅くまで歩き回ったりしていると、そのぶん症状が悪化してしまうこともありますので、感染したなと思ったらまず病院に行って薬をもらい、家でしばらくの間安静にするようにしましょう。 それ以外にも水分補給をこまめに行う、あるいは、部屋が乾燥しないように加湿器を使うなどして、インフルエンザが早く回復するように努めてください。

2019年10月20日
死亡率の高いインフルエンザの感染を避けるコツ

インフルエンザは毎年冬になると流行し、死亡する人が出てくる病気です。 感染しないことが一番重要なことですが、その予防策にはどのようなものがあるのでしょうか。 インフルエンザの感染は、ほとんどが飛沫感染です。 感染者のくしゃみや咳と一緒に飛んだインフルエンザウイルスを吸い込んでしまうことで感染してしまうのです。 そのため、一番簡単で効果が高いのがマスクをすることです。 さらに部屋の湿度を上げることと、定期的に換気を行います。 空気が乾いているとインフルエンザウイルスはいつまでも空気中を漂うため、感染してしまう確率が上がります。 空気を入れ替えることで室内のウイルスを追い出し、さらに湿度を上げることでウイルスが長時間空気中を漂うことができなくなります。 また、インフルエンザウイルスは喉と肺の間にある気道で増殖を繰り返し発症します。 人間の喉や鼻の粘膜が潤っていれば免疫機能が働くため、インフルエンザウイルスを吸い込んだとしても感染や発症はしないのです。 湿度を上げるのは、人間の免疫力が下がってしまわないようにする、という理由もあります。 手洗いとうがいを行うことも、手に触れたものを洗い流したり、喉や鼻の粘膜についているものをうがいによって体外に排出するという効果があるのです。 そして、一番効果があるのが、人の多いところにいかない、ということです。 インフルエンザは症状が出ていなくてもウイルスは体内で増殖し、感染を広げて行ってしまうためです。 不必要な外出を避けることが、予防に一番効果があります。 しかし、仕事や学校があるため家にこもりっぱなしというわけにもいかないでしょう。 そのため、マスクをし、うがいと手洗いを励行し、部屋の湿度を上げることを心がけるようにしましょう。

2019年09月16日
インフルエンザワクチンは中学生や乳児には効かない?

インフルエンザワクチンが中学生や乳児には効果がないというニュースが取り上げられました。 現在はインフルエンザのために予防接種をする人は増えて来ており、学校でも会社でも老人が多く受診する病院でもその予防接種の効果を期待して医師が推奨することも少なくありません。 またこの予防接種を受けることにより、もしも感染した場合にも症状を軽く抑えることが出来るなど利点もあるのです。 そのために、予防接種を受けることが一般的にもなっていますね。 しかしながら中学生や乳児にはきかないというニュースがありました。 果たしてどうなのでしょうか?乳児というのは主に1歳未満を示しますが、免疫機能がまだ未熟であり、ワクチンの効果について意見が分かれる年代です。 ワクチンを接種しても効果が得られないという可能性もあるからです。 しかし、1歳未満でも家庭の事情で保育園に通って集団生活をしているという場合や、兄弟がいて学校からインフルエンザを自宅に持ち帰る可能性がある場合などは予防接種をしておくと感染リスクを下げることが出来るようになります。 つまり乳児であまり外に出ないような状況を確保できる、また親が気を付けることで感染を予防をできるという場合には、必ずしも打たなくてもよいのかもしれませんね。 中学生の場合はどうでしょうか?中学生というと免疫機能もしっかりしている年代です。 思春期に入ると、親ともかかわりも難しくなることもあります。 小学生くらいまでは親の言うとおり注射を受けたりすることもできたが、中学生になると、今度は反抗も出てきますし、部活などの学校生活も忙しく、インフルエンザの予防接種を受ける時間がないというのが本音なのではないでしょうか。 その結果、インフルエンザになる患者も一時的に多くなるのかもしれません。

2019年08月29日
インフルエンザの次世代ワクチンについて

2015年よりインフルエンザの次世代ワクチンとして、「不活化経鼻ワクチン」の実験的な接種がはじまりました。 不活化経鼻ワクチンの接種を行っている一部のクリニックで希望すれば、一般の方でも接種を受けることができます。 「不活化経鼻ワクチン」とは、鼻の中に直接ミスト状のワクチンを吹きつける新しいスタイルのワクチンです。 従来通りの注射によるインフルエンザワクチンは、血液中に抗体を作る手助けをしますが、不活化経鼻ワクチンには、インフルエンザウイルスが初期感染するのどや鼻の粘膜に直接抗体を誘導する働きがあります。 血液中の抗体はインフルエンザに感染した時に重症化を予防することはできますが、感染そのものを防ぐことは不可能でした。 この次世代ワクチンには、感染そのものを予防する効果があるとされています。 また従来型のワクチンは、その年に流行しそうな株を予想してワクチンを製造するため、株が一致しなかった場合に期待していた効果が得られないこともありました。 しかし鼻やのどに作られる抗体はウイルスを捕捉する能力が高く、予測不能な新型インフルエンザに対応できる能力が期待できるとされています。 ワクチン株の決定から製造までに半年程かかる従来型のワクチンより製造期間が短く済み、パンデミックと呼ばれる爆発的な流行に備えるワクチンとしても期待が寄せられています。 また次世代ワクチンのスプレータイプの接種スタイルは針を使わないので痛みがなく、注射が苦手な子供に負担をかけることなく接種が可能です。 ワクチン接種の安全性に関心が高い人が安心して予防接種が受けられるように治験をすすめて、平成31年までに本格的な実用化に向けて研究が進められています。

2019年08月11日